iv / Chloranthus serratus 日は一番高いところを過ぎている。木立の間を登ってきた結麻はため息をついて倒木に腰を下ろした。彼女が翠嵐を呼び出した場所から十数歩くらいしか離れていないところだ。今は彼女のほかには誰もいない。風が、あのとき伸びたままの梢をざわざわと揺らして… 2024-11-12月色相冠 sagesage,小説、月色相冠