武器を捨て、腕を広げよ。
和を灯す全てが、美しい。

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小国の第二王位継承権を持つ少女と、幼なじみの聖職者見習いの少年。
流浪の民と出会い、広い世界を知った彼らが選択する未来。

長編、不定期更新。覚書まとめに簡易人物紹介と用語覚え書きがあります。

序 章
 あるネズミの最期
第一章
 1.耳飾りと占い師 / 2.ナイトと少年 / 3.サプレマの報告 / 4.風の民 / 5.シルキアーテ
 6.クレアリット / 7.水面に嘘を、剣に真を / 8.水よりも濃く / 9.端緒
第二章
 1.母と娘 / 2.冷たい廊下 / 3.真実と、褪せたインク / 4.忠誠のナイト / 5.裏と表
 6.シャルムジカの二人の男 / 7.「お茶を一杯」 / 8.その身に包む / 9.クレタとサプレマ
第三章
 1.先視の王 / 2.クレタとルーシェ / 3.かもめ / 4.吹虫 / 5.二人のシルカ
 6.コード、あるいは竜の歌 / 7.合流 / 8.薄い毛布 / 9.今はまだ
第四章
 1.言わない / 2.継ぐ者へ / 3.偽りの姉妹 / 4.神の歌、王の風 / 5.地を這う翼の影
 6.それぞれの庭で / 7.鳥籠と鳥、そして空 / 8.二つの翼 / 9.風と羽根
第五章
 1.お伽噺、夜の声 / 2.温かい、スープ / 3.暗き淵より / 4.同にして異なるもの / 5.死せる騎士
 6.「魔物」のかたち / 7.蔦を染める者 / 8.青の底 / 9.嘘
第六章
 1.言霊の主 / 2.呪詛と祝福 / 3.ノイシュトバルトの森 / 4.虫のあるじ / 5.老猫は語る
 6.旧き名が呼ぶ / 7.竜の娘 / 8.灯は手の中 12/14

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