アルモニカ 覚え書き的用語集(キャラクターを除く)



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アドラ

〔--〕ユーレと国境を接する国。かつてユーレ接収を目論み議会工作等を行って来たため両国関係は長年に渡り敵対状態だったが、二十年程前、内乱に続く国家組織の再編を経、現在は関係は良好。
// cf.)
メーヴェ〔--〕アドラ辺境の町。

浮虫

〔うきむし〕→竜の虫〔りゅうのむし〕cf.)

〔うた〕→コード〔--〕cf.)


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ガイエル

〔--〕アドラが領有を放棄した辺境の不毛の地で、散在していた小部族国家を統合しタイガ・アスタッドが建国した新興国。

風の民

〔かぜのたみ〕諸国を旅して興行する流浪の民。

旧律

〔きゅうりつ〕風の民に伝わる古い言葉。コードから分岐したものだが、最初の形をかなり留めているためコードとの互換性があり、またコードと同様歌うこともできる。正式には「旧約レギト律」。ユーレを訪れる風の民は、多くがこの言葉による名を持っている(普段使うのはその略称・愛称)。

グライト

〔--〕→ユーレ〔--〕cf.)

コード

〔--〕聖職者の使う古代言語。文法は非常に難解。竜や竜の虫といった存在に干渉することができる特殊な言葉。「レギスタ韻文律」とも呼ばれる。円を直径で数等分したものに中心から渦を描くように綴っていくのが特徴。
 文字にはそれぞれに音が割り振られているので、文が複雑になりある程度の長さに達すれば「歌う」ことも可能になる。
// cf.)
歌〔うた〕:そのようにして歌われた、コード(旧律)文。


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先視

〔さきみ〕緑色の目に金の縁取りを持つ瞳、あるいはその瞳を持つ者。広義では金の縁取りのある瞳一般。宿竜種に準じる能力を有するが、体は普通の人間と同じであるため竜との契約はできない。

サプレマ

〔--〕→神官〔しんかん〕cf.)

シオン

〔--〕タイガが風の民に建国の地として与えた土地。以前はアドラの支配を受けていたが、領有を放棄されて久しい。

痺虫

〔しびむし〕→竜の虫〔りゅうのむし〕cf.)

宿竜種

〔しゅくりゅうしゅ〕一般の人間と異なり、竜との契約に耐える体を持つ人種。特徴として紫の瞳を持ち、怪我の回復も速い(ただし個体差あり)。
 特殊な能力を使う竜と契約をすることで、その竜の持つ能力を自らも使えるようになる。

神官

〔しんかん〕ユーレのある大陸においてもっとも信仰を集めている宗教における聖職者。原則世襲制。教義が自然を崇めるものであるため、それに通じた能力を有する竜が信仰の対象となり、竜と通じる宿竜種が聖職に就いていることが多い。宿竜種のいない地域では、コードの知識のある先視や一般人が就任していることがある。
// cf.)
プライア〔--〕:各国に存在する一般聖職者、あるいはそれらの総称(サプレマを除く)。
サプレマ〔--〕:ユーレに置かれた最高位聖職者。なお、ユーレに聖職者はサプレマのみでプライアは存在しない(見習いは厳密には聖職者ではない)。


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蔦虫

〔つたむし〕→竜の虫〔りゅうのむし〕cf.)


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ナイト

〔--〕ユーレにおいて、士官養成所出身者のみを国王が直接に任ずる役職。国防に関し各々が自己意思に基づき独立して行動する終身制の機関でもあるが、平和な世においてはほぼ名誉職と化しているのも事実。
 称号を受ける者は叙任(「列騎」)の際国王からミドルネームが与えられ、以後「卿」の敬称で呼ばれる。


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花虫

〔はなむし〕→竜の虫〔りゅうのむし〕cf.)

吹虫

〔ふきむし〕→竜の虫〔りゅうのむし〕cf.)

プライア

〔--〕→神官〔しんかん〕cf.)


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メーヴェ

〔--〕→アドラ〔--〕cf.)


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ユーレ

〔--〕気候穏やかな半島を領有する小国。建国当初は宗教的象徴としての色彩が強かったが、現在は女王デュートの下福祉国家への転換を図り、外交にも比較的積極的。
// cf.)
グライト〔--〕ユーレの首都。王宮をはじめ各種官公庁が揃う。


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〔りゅう〕本来は物理的な存在ではないが、宿竜種等との契約(等)によりこの世界で触れ得る存在として固定される。各々が何らかの能力を持ち、その能力に応じて水竜、地竜、風竜等に分類される。
 もともと竜の姿をしているものが多いが、現在では(すくなくとも契約によりこの世界に現れているものは)便宜的に人間の姿をしているものがほとんど。歳を取ることはなく、契約を解除すれば宿り主が死んでも自分が死ぬことはない。ほぼ不老不死の存在である。

竜の虫

〔りゅうのむし〕竜に類する存在。竜に従属していることが多いが、単独で行動することもある。前を通ると羽音を感知できる者もあるが基本的に姿は不可視・不定形で、主を定めた時のみ主の望む姿で現れる。竜のように強い力は持っておらず、少なくとも兵器としての軍事利用に向くものではない。
 単に「虫」と呼ばれることもある。竜と異なり人間とも契約が可能。
// cf.)
浮虫〔うきむし〕(水)
痺虫〔しびむし〕(雷)
蔦虫〔つたむし〕(地)
花虫〔はなむし〕(火)
吹虫〔ふきむし〕(風)
:それぞれ()内の能力を持つ竜の虫の別称。